コヒナタワーゼの小部屋

Seek ye first the Kingdom of God And His righteousness. And all these things shall be added unto you. Allelu, Allelujah!

リゾートバイト初めて行った感想

一週間で辞めることになったよ!

 いいや、詳細を話させてほしい。労働環境が悪かったのではない(周りに何もなかったけど・・・)、サービス残業もなかった、まかないも美味しかったし、人間関係も良好だった。そう、業種の選択をミスったのだ。

  

 辞める理由としては、基本シフトにあらかじめ一時間残業が入っていたこと。そこに加えて残業の入ること。そして業務内容。レストラン、忙 し す ぎ る 。

私にはもっと体力と力があると思っていたんだ・・・しかし、それは幻想であった。夜の営業になると死に体のように動き回りに気を配れなくなっていた。そもそもありがとうございました!とお客に言うなんてもってのほかであった。あなたたちのせいで私たちの仕事は重くなってるしオワラナイ☆

 

 支配人が「どう?やっていけそう?」と質問した際に「もうダメです・・・」※一週間 と答えた。そうだよね、向き不向きがあるもんね、と言ってくださりリゾバの派遣の方にも電話してくださった。支配人が良い人すぎた。ありがとうございます。

 

 そもそも私に奉仕の気持ちというものは存在しなかったことに気づいた。朝礼か何かで「自分がして嬉しいと思えるサービスを〜」「笑顔を〜」なんちゃら言っていたが、正直そんなものどうでもよかった。そんなもの考えているからこっちにしわ寄せがくる。アニメ界もそうではあるけれどもキャパオーバーな仕事って多くない?

 加えてお客さんの幸せな風景見てると、いつか別れなどで変化していくだろうことを連想し泣きそうになってしまう。幸せな風景の中にいつしかの悲しみを見てしまう。ダメだった。私はきっと裁判官などにも向いていないのだろう。情に流されることが予測できる。販売などならまだセーフ。だけれどもこうして誰かの思い出に関わることが辛かった。あとは体力が足りない無理だ歩き回れないごめん。

 

 加えて大きく引っかかったのは派遣社員である、と言うこと。リゾートバイトのアルバイトで行ったつもりであったのだけど、受け入れ態勢は派遣社員ということ。派遣社員ということで責任などは違えど社員と同じように働くことになった。その働くということの無味乾燥さ。同じ量の仕事をしていながら、決定的に立場が違うということ。労働やらなんちゃら最近はよく言われているが、私は哲学や情報などの幻想の世界にいた。現代社会について学ぶ必要性というものが感じられた。

 そのためかビジネス書を再び読み始めた。これらの本は幾らかは自己啓蒙的な意味もあるのだろうけれども、こういった本があるおかげでやる気になることも理解した。

 インターンの子も来ていたけれども、その子は私たち派遣社員の仕事の半分六割程度しか行えていないことを派遣社員として働いたせいでよくわかった。インターンで職業体験というよりアルバイトで働きゃなきゃわからんなあうん。

 

 さてさて、アルバイトを見ていて思うのは手順化されているということである。この手順化されたものをずっと仕事にするなんて耐えられない。そんなものに何の意味があるのか。私は親から公務員などの手順の決められた仕事である職業が良いだろう、と言われていたがもってのほかであった。言われたこと全てが正しいとは限らない。

 

 とりあえず、考える仕事、クリエイティブ系がよし。

事務などの手順化されたものは×。サービス業は×。情に流されてはいけないものも×。ホテルや宴会場などで人々の思い出に関わるものは×。

どちらかというと製品や仕組み系にいったほうがいいというところか。あと体力フルで使わないところ。頭は使ってもいいけど。

 

まあこうなったけれども得たものも多かった。これは失敗か?いや全然そうとは思わない。行わない=完成した状態では未完成は出てこないのだ。未完成が出てこないと私たちは前へと進めない。アンリが未知を知るために前へ踏み出したように。

また自分を知っていこう。

 

蛇足。

現代分析哲学に興味が出ました。勉強します